当院のマウスピース矯正
当院では、まずは正しいお口の成長を促す口腔育成からはじめます。そうすることで、歯が正しい位置に生える準備をします。
歯並びが悪いと、歯が磨きづらいので、むし歯や歯周病の原因になります。
また、見た目の問題だけでなく、発音障害、不正咬合による全身の症状などをひき起こすケースもあります。
歯並びは現在だけでなく、将来義歯が付けられるかどうかにも関係してきます。
歯に力を加えると、その方向に移動する性質を利用して、歯並びをキレイにすることができます。口の中に装置を入れ、歯に一定の力をかけ、時間をかけて歯を動かして治療します。
全体の流れ
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Flow01
初期相談
現在の歯並びの問題点や悩みをじっくりお聞きして診察し、治療の期間・費用など、大まかな流れを説明します。
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Flow02
精密検査
頭蓋全体のレントゲンや写真を撮影し、歯列の模型を作ります。症状により、顎関節のレントゲン、顎の動きの機能検査を行う場合もあります。
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Flow03
検査の説明
精密検査の結果をもとに、治療方針・期間・費用の詳細を説明します。
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Flow04
歯磨き指導・クリーニング
既にむし歯や歯周病がある場合には、治療します。治療中にむし歯や歯周病にならないよう、クリーニングや歯磨き指導等の予防処置をします。
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Flow05
動的治療(半年~3年程度)
装置を装着して歯を動かし、段階的に治療を進めます。装置の装着後は、3~4週間ごとに通院します。
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Flow06
静的治療(2年程度)
動的治療を終えてから、移動した歯を安定させます。噛み合わせが安定するまで、保定装置を使います。
子どものお口の成長について(口腔育成)
小児期の歯列矯正には、見た目を整えるだけでなく、口腔育成の目的もあります。口腔育成とは、食べる、話す、呼吸するといった口が持つ機能を適切に発達させることです。例えば舌の位置が悪いと歯並びが乱れやすいですし、頬杖などのクセも好ましくありません。また口呼吸が定着すると、健康上さまざまな弊害が出てきます。当院では、小児矯正と口腔育成を通じて、お子様の健全な成長をサポートしています。
お子様に当てはまることは
ありませんか?
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出っ歯(上顎前突)
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受け口(下顎前突)
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八重歯(叢生)
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すきっ歯(空隙歯列)
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オープンバイト(開咬)
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過蓋咬合
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お口ぽかん
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いびき
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歯ぎしり
正しいお口の成長を促す
「Vキッズ」
乳歯列期と呼ばれる3歳から6歳にVキッズで口腔育成で顎や身体のバランスを整え、子ども自身の成長する力を引き出して将来の歯並びに必要な準備をします。こちらは就寝時に上・下顎に負荷型育成装置を装着するだけなのでお子様にとっても親御様にとってもストレスフリーです。
- 治療期間
- 半年以上
- 治療回数
- 6回以上
Vキッズの特徴
POINT1寝ている時の装着で睡眠をサポート
Vキッズはマウスピース状の矯正装置で、装着するだけで噛み合わせに好ましい影響を与えます。それによって呼吸が改善されて、睡眠の質が向上します。成長期に質の良い睡眠をとることは、心身の健全な育成に貢献しますし、集中力を高めることにも役立ちます。
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乳歯列期にも対応!
小児矯正は乳歯と永久歯が混在する混合歯列期に行うことが多いですが、Vキッズは乳歯のみの3歳くらいから利用できます。早期に矯正に取り組むと成長も利用しやすいですから、お子様のトータル的な負担軽減にもつながります。
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装着は寝ている時だけ!
小さなお子様にとって、矯正や口腔育成の価値を納得してもらうのは難しく、装置をつけたがらないお子様も見かけます。しかし、Vキッズは就寝時に装着するだけで口腔育成に役立つので、お子様のストレスを軽減できる利点があります。
POINT2継続して使用していただくことで、
成長を促します
上顎の骨が適切に成長するためには、ある程度の負荷をかけ続ける必要があります。Vキッズを装着して眠ると、睡眠中に自然に起こる歯を噛みしめる動作で、上顎や背骨に適切な負荷が伝わるので、継続的に成長を促すことができます。成長期に骨格が順調に成長すれば、内臓の位置や機能も整いやすくなります。そのため、Vキッズはお口の中だけでなく、身体の成長にも役立つのです。
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成長に合わせた身体づくり
乳歯の歯並びはおおむね3歳くらいで決まるので、当院はこの時期にお子様のお口のチェックをするようにおすすめしています。3歳くらいからお口の環境維持や機能の育成に取り組んでいれば、身体の成長を適切に促すことができるからです。Vキッズは継続的に適切な負荷をかけることでお子様の成長に貢献するので、早めに使い始めることで成果も得やすくなります。
お口周りの筋肉を改善する
「プレオルソX」
プレオルソXはマウスピース状の矯正装置です。直接的に歯を動かすことよりも、お口の周辺の筋肉を適切に発達させることで、歯ならびを悪化させないことに特化しています。噛んだり会話したりするときに使う筋肉のバランスが取れないまま成長すると、歯並びも悪くなることが知られています。そのため、プレオルソXは、悪い歯並びを改善するのではなく、歯並びが悪くならないことを目指す矯正方法なのです。
- 治療期間
- 半年以上
- 治療回数
- 6回以上
プレオルソXの特徴
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Point01
柔らかい素材を
使用して作製装着時の”痛み”がほとんどありません。
弾性があるために壊れることがほとんどありません。 -
Point2
フィットする
デザイン印象採得の必要がありません。
装置を温める事により、フォーム調整が可能です。 -
Point03
取り外しが
できる口腔内を清潔に保つことができます。
家にいる時間に使用します。 -
Point04
口腔機能療法に
使用できる舌は自動的に挙上されます。
子どもへの指導も難しくありません。
永久歯列期の子ども・大人の方には「マウスピース矯正」
マウスピース矯正には、装置が目立たないので外観的ストレスが少ないことや、脱着できるので食事や歯磨きが通常通りできることなど多数のメリットがあります。また、マウスピースは定期的に交換するので衛生的です。永久歯への生え変わりが終わったお子様や、成人した方におすすめの選択肢です。
Ci診断では、3ピースごとにお口の中をスキャンするので治療経過に合わせ、安心して治療が進められます。
- 治療期間
- 半年以上
- 治療回数
- 6回以上
マウスピース矯正の流れ
Flow01治療計画書の作製
型取りを行い、作製した模型を元に3Dデジタル画像を作製します。
シミュレーションして、歯をどれだけ移動させる必要があるのかを検討します。
治療計画書を作製して、大まかな治療期間を割り出します。
※治療期間は、歯の状況により人それぞれ異なります。
Flow02アライナーの受け渡し
治療計画と治療の注意点について説明を受けて同意の上、治療計画書に従って専用のアライナーを製作します。
安全な特殊プラスチック製なので、従来の矯正装置のように頬が傷つけられることはほぼありません。日中はアライナーを着用したまま過ごし、食事や歯磨きのときだけ外します。
段階(ステップ)ごとにアライナーを変えて装着する流れを繰り返し、歯列を徐々に整えていきます。透明な矯正装置なので目立たず、矯正中だと気づかれることはほとんどありません。
Flow031週間~2週間おきにアライナーを交換
1週間~2週間おきに新しいアライナーに交換し、次の治療段階(ステップ)へと移ります。
進行状況の確認のため、治療中は3週間~6週間に一回、歯科医師の診察を受けます。治療中は、1日18時間以上アライナーを装着する必要があります。
ステップを積み重ねていくうち、徐々に整った歯並びに変わっていきます。
難症例は専門医をご紹介します
矯正歯科治療において難症例の患者様やご希望のある方には、矯正歯科の専門医をご紹介します。
まずは口腔内の環境を確認することが必要になりますので、矯正歯科をご希望の方はお気軽にご相談ください。
矯正歯科治療のご留意点
- 矯正歯科治療は保険適用ができません
- 取り外しのできる装置は継続しての装着が必要です
- お子様の矯正治療は親御様のご協力が必要です
矯正歯科治療の料金
子どもの矯正相談 | 無料 |
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診断料 | ¥11,000(税込) |
Vキッズ | ¥55,000(税込) |
プレオルソX | ¥275,000(税込) |
成人矯正 | ¥770,000~¥1320,000(税込) |
管理料/回 | ¥2,200(税込) |
チューイングブラシ | ¥2,150(税込) |
★Vキッズやプレオルソをご利用のお子様には「チューイングブラシ」を無償プレゼント!