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歯科検診でよく聞くC1とかって何だろう?
学校検診、企業健診、歯科受診などで一度は耳にした事があると思います。
CはCariesの頭文字を表しています。
いわゆる虫歯ですね。
Coは初期虫歯、シーオーと言います。オブザベーションの略であり要観察歯と、言う意味があります。生活習慣を見直し、フッ素入り歯磨剤できちんと磨いて再石灰化を目指し進行を食い止めましょう。
C1はエナメル質まで侵食した虫歯を言います。痛みはあまり感じずフッ素入りの歯磨剤できちんと磨いて、再石灰化をして進行を防ぎましょう。
C2はエナメル質を溶かし象牙質まで菌が侵食した状態です。
たまに痛みが出てきます。冷たいものがしみたりします。治療が必要になってきます。
C3は神経まで菌が侵食した状態の虫歯です。冷たいもの、温かいものもしみる症状が出てきます。急性症状で夜も寝られない位に痛みが出ることもあります。
こうなると、麻酔をして神経を除去しなければいけなくなります。
C4は神経が壊死した状態です。痛みはなくなり根の中から細菌が侵食し骨にまで感染を引き起こし骨を溶かします。痛くなる時もあり、歯の中はスカスカになります。
この様に虫歯はいきなりC3などになるのではなく、全てCOから始まります。定期検診や正しい歯ブラシでの自己管理で食い止める事は出来るのです。痛いのは嫌ですよね。私も痛いのは嫌です。ご自身の歯、頑張ってますよ!!!大切にしてあげてください。